プロヴァンスプリントの歴史を振り返りながら、Valdrômeヴァルドローム新規お取り扱いのお知らせ♬ | シャンブル・ミルフィーユ Chambre Mille Feuilles

2020/08/17 01:36

昨日アップしましたプロヴァンスプリントは、

プロヴァンス雑貨でおなじみのL’Ensoleilladeランソレイヤード社製のプロヴァンスプリント。

            

1m単位カットでの販売で設定していますが、50cm単位での販売も可能です。
その際は、ご購入の前にメッセージにてお知らせくださいませ。
(料金については商品ページをご参照ください)
このプリントは、これまでご紹介してきた製品でもおなじみですね。
           
この色が個人的に一番好きなので、このプリントを入荷しちゃいました(>_<)
つまりL’Ensoleilladeランソレイヤード社は、まずは生地の製織から染色、
そしてそのプリントを使っての製品作りと、自社にて一貫して生産しているわけであります。
もっと色んな生地を入れたかったのですが、今回選択肢がすくなかったので
とりあえずこの2種のデザインとなっています。

そして、本日アップしたのは、L’Ensoleilladeランソレイヤード社よりもっともっと歴史が古い、
いわゆるフランスの3大プロヴァンスプリントの老舗の1つ、Valdrômeヴァルドローム社のプリントです。
               
ヴァルドロームといえば、日本でもかつて某ファストファッションメーカーがコレボして、
製品を打ち出したことがありましたね。

-Valdrôme est au départ une authentique fabrique d'Indienne,
 ces toiles peints que les navigateurs ramenèrent des Indes,
 depuis la fin du 16éme siècle.
 ヴァルドロームは、インディエンヌという技法で生地が作られていて、
 そのプリント生地『トワル・パント』を16世紀の終わりにインドから航海士が持ち帰ったところから
 その歴史が始まります。
-Les indienneurs importaient d'Orient le coton et les colorants de base;
 bleu de l'indigotier, rouge de la garance et jaune des sucs de plantes.
Ces coloris constituent toujours la base des tissues provençaux.
インディエンヌというテキスタイルは、コットンとインディゴブルー、アカネの赤、樹液の黄色という染料を
オリエントから輸入することになりました。これらの色は、今もなおプロヴァンスプリントの基本の色となっています。
                                    ~Valdrôme 社のホームページより~

つまり、あのカラフルでエキゾチックなプロヴァンスプリントのテキスタイルは、インディエンヌと呼ばれます。
今はもちろん機械プリントですが、もともとは木版染めだったそうです。
それは、主にマルセイユを経由して17世紀初頭にインドからフランスへ到着し始めたそうです。
明るく華やかな色彩、そしてその色使いはたちまちフランスの人々に受け入れられ、地元では独自のバージョンを生産
し始めました。
それとともに急成長した輸入貿易。1664年、当時のルイ14世は、フランス東インド会社を設立し、地元の生産者とスキルを共有するため
アルメニアの染色業者や織物メーカーをマルセイユに派遣させました。
しかし一方で、フランスのシルクとウールの製造業者は安価な価格競争に脅かされ、リヨンのいくつかの工場は閉鎖を余儀なくされました。彼らは1686年にインディエンヌの輸入と生産を禁止するよう政府に働きかけました。
インディエンヌの製造業者は、当時フランス政府の管轄ではなく教皇の管轄下にあったアヴィニョン地域に移動することによって、
禁止の目を潜り抜けました。
この禁止は73年間続きましたが、解禁された1759年から再びインディエンヌの需要は更に高まり現代に至るとのことです。
                                   ~ Marvellous-provenceホームページより抜粋~

インディエンヌがプロヴァンスで広まったのは、マルセイユの港にたどり着いたことだけでなく、
そのモチーフとしての、インディゴブルーの青い空、紺碧の海、ひまわり、レモン、ミモザの黄色・・・
コクリコ畑、アネモネ、アカネ、太陽の赤・・・オリーブ、大草原の緑、ラベンダーの紫・・・・
大自然の中に、そのモチーフは限りなく存在したこと。これが何よりの要素だったと思います。

このころ、1770年にValdrôme社が創業されたそうです。Les OLIVADESレゾリヴァード社が1818年から、
一番古いのは1739年創業のSOLEILLADEソレイヤード社で、この3社がプロヴァンスプリントの3大老舗ブランドと
呼ばれています。

この歴史と伝統のあるValdrôme社ですが、現在市場に出回るプロヴァンスプリントは
2015年からフランスの大手ファブリックメーカーSTOF社に引き継がれて生産されたものとなります。
         

また、後日アップしますが、L'Ensoleillade社にもプロヴァンス雑貨の製造を引き継がれたようで、
今回入荷したValdrômeの製品も、L'Ensoleillade社によって製造されたものとなります。
            

   ( (ポーチは4柄、マットは色違いのネイビーブルーあり。ほかにテーブルクロスと、トレイが入荷しています(^^♪)

つまり、デザインはValdrômeそのままに、製造を委ねたということのようです。

L'Ensoleillade社はまだその歴史が浅いのですが、プロヴァンスプリントのテキスタイルの伝統を守り、
しっかり引き継いでいます。

今回Valdrômeの歴史を探りながら、プロヴァンスプリントの歴史を改めて学び、
そしてまたそのすばらしさを確信した次第です。

大好きなプロヴァンスプリント・・・
これからも、たくさんご紹介していきますね(^^)/